しみ・そばかす・肝斑などの違いや対策方法について

そばかすのイメージ画像

シミそばかすなどと一緒くたにされる事も少なくないシミとそばかすですが、しみとそばかすは違うものです。
また、一般的なシミ対策のスキンケア商品などは、主にシミを薄くする・目立たなくするために開発されているものがほとんどです。
それでは、こういったスキンケア製品は、そばかすには効果を発揮できるのでしょうか?

そもそも、しみとそばかすに違いがあることを分かっていない方も少なくないと思いますので、まずはそこから説明していきます。

しみとそばかすの違い

しみの発生原理は、日焼けの発生原理とほぼ同じです。
チロシンがチロシナーゼにより、段階を経て最終的にメラニンへと変化して、それが色素として沈着します。

大きな分類では、そばかすもしみの一種ではあります。
なので、冬よりは春、春よりは夏の方が範囲が広いです。
しかし、そばかすはまだらに色が濃くなるのではなく、散らばるようにして発生します。

そして、そばかすには二種類あり、先天的なものと後天的なものに分かれます。
次は、先天性のそばかすと後天性のそばかすについての話です。

先天的なそばかす・後天的なそばかす

日本人では少ないですが、そばかすが遺伝的に性質を継承されることもあります。
そばかすそのものが遺伝するわけではないのですが、できやすい体質が遺伝します。

アイルランドやイギリスで多い赤毛の人達は、もともと紫外線量の低い地域に済んでいるのにも関わらず、そばかすが多いです。
日本人であっても、色白の方に多いのがそばかすです。

色白の方というのは、元々のメラニン細胞が少ない、または働きが弱い方達です。
メラニン細胞が活発ならば、紫外線を浴びると肌全体が反応して、色が濃くなります。

色白であってもメラニン細胞はもっているので、紫外線に反応して色素を作り出します。
メラニン細胞の働きが弱く、局所的なので、そばかすとして肌に雀の卵の柄ができあがります。

そして、元々そばかすができやすい体質でないにもかかわらず、紫外線を多く浴びてできるのが後天的なそばかすと呼ばれています。

シミ対策とそばかす対策

大雑把に言えば、先天的であろうと後天的だろうと、そばかすとしみは、ともにメラニン細胞によって作り出されたものです。

しかし、それでも先天的なそばかすを薄くすることは、少々骨が折れます。
色素が定着していた期間も長いですし、体質そのものを変えることは難しいです。
しみ対策クリームやジェルは、しみが出来てから長期間経ていると効果が薄い可能性が高いのです。

ただ、先天性のそばかすは、大人になると薄くなったり、消えたりすることもあります。
なぜそうなるのかハッキリとは分かっていません。

肝斑とシミやそばかす

肝斑は、しみやそばかすとはまた違うものです。
肝斑とは浅黒い人間にできやすい範囲の大きいくすみのようなものです。
肝斑も紫外線の影響を受けますが、それ以外にも女性ホルモンの変化や、ストレスなども関係しています。

妊娠期間中は、プロゲステロンという女性ホルモンの分泌が活発化して、基礎体温を上げたりします。
このホルモンは胎児を守る為には必要な働きをしてくれるのですが、便秘になりやすくなったり(妊娠中は水を良く飲みなさいと言われますよね)、肌が荒れるのも副作用として存在します。
肝斑ができやすくなるのも妊娠中です。

シミ対策のスキンケアが効かないケース

シミ対策のスキンケアは、主にお肌の表皮層に作用するものです。
そして、メラニン細胞は表皮層の深層部分(基底層)に存在しています。
しかし、肌に浮かぶシミには、表皮層のさらに下、真皮層に由来するものもあります。
有名なのは、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)です。
これは、あざのように紫色をしています。

ADMに紫外線量は関係ありません。
しかし、まったく手を打てないわけではなく、レーザー治療によって薄くすることも出来ます。

適切なしみ対策をずっと継続して行っているのに、消えもしないし薄くもならないなと思ったら、ADMの可能性を疑ってみてもいいのかもしれません。
しみとADMは、慣れると簡単に見分けることが出来るとも言われていますが、お医者さんでも見間違えて、何年も成果の上がらない治療を続けたりすることがたまにあるとも言われています。

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